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福島産の桃を使ったカレーうどん 商品化まで1年半、桃の消費拡大に

福島の桃が使われているカレーうどん

福島の桃が使われているカレーうどん

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 福島市の公設福島卸売市場内にある「むろうどん製麺所」(福島市北矢野目)が7月2日、同市の桃を使ったカレーうどんの提供を始める。

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 地域の農産物を練り込んだ麺などを開発し、6次化商品開発に取組んできた同店。開発のきっかけについて、店主の佐藤寛さんは「さまざまな6次化商品開発に取り組んできたが、福島市の果物を使ったメニューが無かった。捨てられてしまう摘果された桃を使った調味料を開発すれば、桃の消費量を増やすことができると思い開発に至った」と振り返る。

 同メニューは、摘果された桃をミキサーにかけ、水分を飛ばし、スパイスと調合した調味料を加えることで、桃の甘みと酸味が隠し味になっているのが特徴。麺は白河産の唐辛子を練り込んだ唐辛子麺(980円)と通常の麺(880円)から選べる。

 佐藤さんは「考案から商品化まで1年半をかけた自信作。ぜひいろいろな方に食べに来てもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は7時~14時。水曜・日曜定休。

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