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二本松市内5地区に「菊手水」 市花・菊の魅力を発信

二本松神社の手水は「提灯(ちょうちん)祭り」をイメージ

二本松神社の手水は「提灯(ちょうちん)祭り」をイメージ

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 手水(ちょうず)に花を入れた「花手水」が、二本松の特産で市花でもある菊を使って5地区の各所に設置されている。

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 神社などに設置されている手水に花を浮かべ、SNSでも話題を集める花手水。同市では二本松地区、岳温泉地区、安達地区、東和地区、岩代地区の5地区に、それぞれテーマを決め、菊を浮かべた「菊手水」を設置した。設置のきっかけについて、同市地域おこし協力隊の小野寺智行さんは「コロナ禍で『提灯(ちょうちん)祭り』『菊人形』も中止となった。新しい形で当市の菊をアピールできればと思い設置した」と話す。

 使っている菊は同市産の菊や洋菊約20種。二本松神社=「提灯祭り」、岳温泉神社=「カラフル」、道の駅安達=「和紙菊」、高林寺=「アジサイ」、隠岐津島(おきつしま)神社=「木幡の旗祭り」、新殿神社=「さくら」をテーマに設置。「お薦めは高林寺のアジサイ。この時期にアジサイを見られるのは珍しい」と小野寺さん。「いろいろなテーマで菊を飾っている。新しい菊の魅力を発見してもらえれば」とも。

 期間は11月15日まで。期間中は週に1度、花を入れ替える。

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