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福大生がチーズケーキ主体のカフェ「ちっと」 限定出店、夢への一歩に

チラシを手に来店を呼び掛ける店主の高野さくらさん(福島大3年)

チラシを手に来店を呼び掛ける店主の高野さくらさん(福島大3年)

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 福島大学近くのコンテナスペースに7月22日・23日に2日間、福大生が運営するカフェ「cafe citto(ちっと)」(福島市松川町関谷)が出店する。

提供する「ベイクドチーズケーキ」(400円)

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 コンテナを使ったレンタルスペースに2日間限定で出店する同店。出店のきっかけについて、店主の高野さくらさん(福島大3年)は「カフェを開くことが夢だったが、資金面や場所、資格などの壁があり、一歩を踏み出せずにいた。たまたまコンテナの前を通り掛かり、ここならできるのではと思い出店に至った」と振り返る。「自宅で試作を繰り返し、冷蔵庫がチーズケーキだらけになり消費が大変だった」とも。

 お菓子作りや人と話すことが好きだという高野さん。「自分の好きなことを仕事にできればと思い、カフェ店主を目指している」と話す。店名の由来については、「福島の方言で『ちょっと』を意味する『ちっと』から命名した。『ちっとでも幸せな気持ちになってほしい』という思いを込めた」と振り返る。

 同店ではチーズケーキを中心に提供。ケーキは「ベイクドチーズケーキ」「チョコブラウニー」(以上400円)、「アップルシナモンチーズケーキ」(22日のみ)、「オレオチーズケーキ」(23日のみ、以上500円)の4種。ドリンクは「アイスカフェラテ」「自家製レモネード」(以上400円)、「クリームソーダ」(500円)、「オレンジジュース」(200円)の4種。「チーズケーキをチーズケーキが苦手な友人に試食してもらったところ非常に好評だった」と高野さん。

 新型コロナウイルス感染症対策として、1席2人までの制限やアルコール消毒、飲食時以外のマスクの着用を呼び掛ける他、換気や客の居住地と連絡先を控えるなどの対策を取る。

 高野さんは「初めての挑戦で不安も大きいが、それ以上にとても楽しみ。自分の夢の第一歩になれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は12時~19時。

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