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おにぎりと総菜の店「いとえ」、福島のゲストハウスに限定出店 新潟産にこだわり

チラシを手に来店を呼び掛ける「いとえ」店主の藤橋絵里さん(右)とゲストハウス「La UNION」の伊藤篤史さん(左)

チラシを手に来店を呼び掛ける「いとえ」店主の藤橋絵里さん(右)とゲストハウス「La UNION」の伊藤篤史さん(左)

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 福島市のゲストハウス「La UNION(ラ ウニオン)」(福島市大町)に12月7日、おにぎりと総菜の店「いとえ」が限定出店する。

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 福島大学近くのコンテナカフェで隔週出店している同店。出店のきっかけについて、店主の藤橋絵里さんは「新潟の祖母の家に遊びに行くと、帰りに『車の中で食べなせ』と大量のおにぎりを持たせてくれたことから、おにぎりは身近な存在だった」と振り返る。「祖母はおととしに亡くなったが、新潟の味が恋しくて食材は新潟のものを使っている」とも。

 提供するおにぎりは紅ジャケと炙(あぶ)り明太子の「2個セットA」(550円)と、ツナマヨとゴマ昆布の「2個セットB」(450円)。どちらにも厚焼き卵と漬物が付き朝のみの店頭販売。米は新潟産の『こしいぶき』、塩は『笹川流れの藻塩』、サケは『佐渡のあごだし紅ジャケ』を使っている」と藤橋さん。今回の出店では藤橋さんの祖母直伝の唐揚げも提供予定。

 同店の出店について、「La UNION」店主の伊藤篤史さんは「何かをやりたいと思った人の創業支援になれば。店を持つための実体験ができる場所として提供していければ」と話す。

 藤橋さんは「インスタントな味になりがちなおにぎりを、手作りのぬくもりを感じて食べてもらえれば」と来店を呼び掛ける。「おにぎりを食べて1日のエネルギーになれば」とも。

 営業時間は、店頭販売=7時30分~9時30分、イートイン=11時~14時。

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