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先祖をしのぶ「福島とうろう流し」 灯籠6000基、川に流せず岸辺に

川辺に安置された灯籠

川辺に安置された灯籠

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 福島市の夏の風物詩でもある「福島とうろう流し花火大会」が8月17日、福島市中心部の阿武隈川の河川敷で開催された。

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 今年で37回目となる同イベント。毎年8月のお盆の終わりごろに開催され、お盆で帰ってきた先祖たちの魂を灯籠に乗せて返す意味が込められている。今年は前日の天候不順により川が増水しており、灯籠は流さず岸辺に安置された。

 阿武隈川河川敷には約6000基の灯籠が並べられ、参列者が東日本大震災で亡くなった人や先祖たちへ祈り捧げる様子がうかがえた。灯籠を手にしながら、子どもに故人について語りかける参列者もの姿も見受けられた。

 19時ごろからは花火大会が開催され、約1400発の花火が夜空を照らした。

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