
「科学捜査展 みえない証拠編」が現在、文化施設「福島市こむこむ館」(福島市早稲町、TEL 024-524-3131)で開催されている。
小学生高学年~中学生向けの同企画。同施設の黒澤亜希子さんは「5年振りに科学捜査展を企画した。前回はコロナ禍で非接触型だったが、今回は触れるものを用意した」と話す。
「指紋鑑定」「筆跡鑑定」「DND鑑定」「画像解析」「声紋・音声鑑定」「成分分析」のブースでは、映像やパネルでの解説、解析・鑑定ツールの体験のほか、自分の声の周波数をモニターで見られたり、ルーペで指紋を観察できたり、指紋を照合するクイズに挑戦できたりする。「捜査体験シミュレーション」は、タブレットを使い、事件現場のセットに入って証拠や証言を取り、事件を解決していく。期間を分けて、殺人事件、空き巣事件、変死事件の3種を予定している。黒澤さんは「体験シミュレーションが目玉で、事件ごとにセットも変える。ご家族みんなでの参加もできる」とも。
「ドラマなどでよく見る科捜研の仕事を見られる機会。春休みの思い出作りに、ぜひお越しいただけたら」と黒澤さん。体験シミュレーションは1日全8回開催予定で、整理券を当日9時45分から配布する。
開催時間は9時30分~17時。入場料は、一般=300円、大・高校生=200円、中学生以下=100円、3歳以下無料。期間中の休館日は3月18日。4月6日まで。