ホテル「ルートインGrand（グランド）福島駅東口」（福島市栄町、TEL 050-5211-5808）がオープンして、3月16日で1カ月がたった。経営はルートインジャパン（東京都品川区）。

　JR東日本福島駅東口から50メートル、東北自動車道福島西インターチェンジから車で約4.6キロの場所にある同ホテル。鉄筋コンクリート造り12階建てで、部屋数は全294室。サウナ・水風呂付きの天然温泉大浴場、バイキング朝食や夕食レストランを提供する「BiKuRa（ビクラ」、立体・平面駐車場計78台を備える。ルートイン354施設目で、県内は一昨年オープンした「ホテルルートイン福島西インター」（上谷地）に次ぎ9施設目。

　宿泊料（1泊）は、シングル＝8,800円～、セミダブル1万2,800円～、ダブル＝1万6,000円～、ツイン＝1万7,000円～など。ビクラは104席。朝食バイキングは、作りたての料理を提供する「ライブキッチン」、夕食はレストランのみの利用も可能で「スぺアリブ」などのフードと「飲み放題90分」（1,500円）のドリンクなどを提供する。朝食は、大人＝1,500円、小学生＝750円。

　同施設マネジャーの松本博紀さんは「当ホテルの一番の魅力は、土湯温泉の源泉を使った天然温泉。朝5時から深夜2時まで利用でき、夜遅くの到着や早朝の出発でも利用いただける。ビジネスや観光で疲れた体を広々とした風呂でゆっくり休めてもらえれば」と話す。

　オープンから1カ月がたち、松本さんは「この1カ月はビジネスや新しいホテルに興味を持って利用する人が多かった印象」と話す。今後については、「温かくなるにつれて、観光客の利用も増えると思う。福島はフルーツ王国なので、季節ごとに旬の果物を朝食で提供していきたい。再開発が足踏みしている駅前に人が訪れる一助にもなれば」と話す。

　　15時チェックイン、10時チェックアウト。レストランの営業時間は、朝食＝6時30分～9時、夕食＝18時～22時30分。