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福島市民広場でイベント「フォラム市場」初開催へ 44店出店

来場を呼びかけるNPO法人「共生社会ふくしま」イベント係フォラム市場担当のメンバー

来場を呼びかけるNPO法人「共生社会ふくしま」イベント係フォラム市場担当のメンバー

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 福島市市民センター前の「福島市民広場」(福島市五老内町)で5月10日、イベント「フォラム市場(通称「フォラ市」)」が初開催される。主催はNPO法人「共生社会ふくしま」で、今井久子さんを中心とする実行チームが企画する。

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 開催のきっかけについて、今井さんは「駅前の空洞化や地域のコミュニティースペースの減少が進む中、新しく整備された市民広場を『イベントスペース』として有効活用し、世代や立場を超えて人が集まり、交流できる場をつくりたいと思い企画した」と話す。

 イベント名について、今井さんは「『フォーラム=市民の憩いの広場』にちなみ、呼びやすいように『フォラム市場』と名付けた。略称「フォラ市」として親しまれることを目指している。人が集う場所、市民が憩える場となるようなイベントになれれば」と話す。

 当日は、食品、クラフト、ワークショップなどを楽しめる市民参加型のイベントで、福祉施設や県内外からの出店者、キッチンカーなど44店が集まる。雑貨や手工芸品の販売に加え、染め体験などのワークショップも予定。

 目玉企画の一つに抽選会も用意。500円以上の買い物1回ごとにスタンプがもらえ、3つ集めると、お菓子や手工芸品などが当たる抽選に参加できる。「ただ物を買う場ではなく、出店者との会話や交流を楽しんでほしい」と今井さん。

 今井さんは「イベントの企画に当たり、須賀川市で定期開催されている市民マルシェ『ロジマ』を参考にした。地域に根差しながらも、多様な人々が関われる場としての魅力を持つそのスタイルには共感することが多く、『フォラム市場』でも同じように、世代や立場を超えた交流のきっかけづくりを目指していきたい」と意気込みを見せる。

 「今後、7月、11月にも開催予定。まずは福島の市民に愛される場に育てたい。その上で、将来的には市外・県外からも人が訪れるようなイベントになれれば」と意気込む。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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