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福島市・野田町「オーク」 アパレル店敷地内に県産食品のセレクトショップ

来店を呼びかける「LAB(ラブ)」のディレクター・小幡栄一郎さん

来店を呼びかける「LAB(ラブ)」のディレクター・小幡栄一郎さん

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 福島県産食品のセレクトショップ「Oak(オーク)」(福島市野田、TEL 024-535-6355)が福島市野田町のアパレル店「LARGE LAB TOWN(ラージ・ラブ・タウン)」敷地内にオープンして、5月14日で3カ月がたった。経営は「LAB(ラブ)」(福島市野田町)。

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 オープンのきっかけについて、ディレクターの小幡栄一郎さんは「アパレル店を経営する傍ら、数年前に別会社『LAB』を立ち上げ、福島の魅力を世界に発信するために県産米の輸出事業を行っていた。その中で、米以外の県産品にも目を向け、それらを販売できる店を構えたいと思った」と話す。

 店内は木材を豊富に使った温かみのあるデザインが特徴。隣接するラージ・ラブ・タウンと統一感を持たせた空間で、「ただ商品を並べるだけではなく、商品一つ一つの魅力が伝わるような店内を目指した」と小幡さん。福島県産米のパックライスをはじめ、米と相性の良い加工食品や調味料、ペットフードまで取りそろえる。

 商品のセレクトについて、「広く知られている商品も扱いつつ、物産館や道の駅ではあまり見かけないようなものを選ぶようにしている」と小幡さん。「生産者や加工業者のストーリーを大切にして販売している」とも。一部商品は試食も行う。

 オープンから3カ月をがたち、小幡さんは「お客さまは若いカップルからシニア世代まで幅広く、アパレル店目当てで来た方が偶然立ち寄ることも多い。以前買ったものを気に入ってリピートしてくれる方もいる」と話す。

 今後については、「福島の人が地元の良さを再発見し、そこから県外や海外にも福島の魅力が広がるきっかけの場になれば」と期待を込める。「遊びに来る感覚で気軽に足を運んでほしい」とも。

 営業時間は11時~16時。火曜定休。

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