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福島・信夫山でロゲイニングイベント初開催へ 信夫山の魅力再発見

参加を呼びかける実行委員会事務局を務める「アナログラボ」店主の三浦隆さん

参加を呼びかける実行委員会事務局を務める「アナログラボ」店主の三浦隆さん

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 ロゲイニングイベント「第1回 のぶロゲ ふくしま信夫山ロゲイニング」が10月5日、福島市の信夫山と市街地を舞台に初開催される。スタートとゴールは駒山公園(福島市駒山1)。

地図とコンパスを使ってチェックポイントを撮影しながら巡り得点を集める

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 ロゲイニングは、地図とコンパスを使い制限時間内にチェックポイントを巡って得点を集める、オーストラリア発祥のアウトドアスポーツ。今回は移動手段を徒歩かランニングに限定し、車や自転車は使えない。通過証明に写真を使うフォトロゲイニング形式で行う。5時間の部と2時間の部を設け、いずれも2~5人のグループで参加する。定員は各部門50人。5時間の部は一般(高校生以上)、2時間の部は一般・中学生・ファミリー(小学生以下の子どもを含む)を対象とする。

 開催のきっかけについて、実行委員会事務局を務める「Analog Lab.(アナログラボ)」(南矢野目、TEL 024-502-6950)店主の三浦隆さんは「福島市のシンボルである信夫山に人を呼び戻したい思いがあった。郡山で開かれた『西田町ひょっとこロゲイニング大会』に参加したことで、信夫山を拠点にしたロゲイニングをやってみようと思った」と話す。

 ロゲイニングの魅力は、世代を超えて楽しめることや普段通らない道や景色に出会える発見の多さにあるという。参加者は時間内に複数のチェックポイントを撮影しながら巡り、自然や街の魅力に触れる。チームで戦略を練って記録を狙うことも、観光やウオーキング気分で参加することもでき、各人の体力や目的に合わせて参加ができる。思考力や判断力を試す知的ゲーム性も特徴。「その土地の魅力に触れながら、地図や地形の知識が身につくだけでなく、仲間との思い出作りや健康づくりにもつながる」という。「全国でもまれな、市街地に山がある珍しい地形。そんな場所をフィールドにした、チームで行うオリエンテーリングだと思ってもらえれば」と三浦さん。

 上位入賞者に賞品を用意するほか、特別賞や参加賞も用意する。

 今後について、三浦さんは「ゆくゆくは商店や飲食店、信夫山のユズとコラボした企画や、海外からも来てもらえるイベントに育てたい」と意気込みを見せる。「信夫山や周辺には魅力がたくさんある。仲間と協力しながら、信夫山や福島のまちを楽しんでほしい」と参加を呼びかける。

 開催時間は7時15分~15時。参加費は、大人=3,000円、高校生以下=2,000円、小学生以下無料。申し込みは、「ふくしま信夫山ロゲイニング」のインスタグラムで受け付ける。9月10日までで、定員に達し次第締め切る。当日受付は行わない。

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