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福島・丸子に「マムカフェ」移転オープン キッズスペースや個室も

福商通り沿いにオープンした「マムカフェ」外観

福商通り沿いにオープンした「マムカフェ」外観

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 カフェ「momcafe(マムカフェ)」(福島市丸子、TEL 024-563-5582)が9月5日、福島市の丸子・商業通り沿いに移転オープンする。コンセプトは「世界のお母さんの味」。スパイスから手作りするスープカレーを中心に、ランチからティータイムまで楽しめるカフェを展開する。

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 2021年に福島駅前の「AXCビル」(栄町)で開業した同店。テイクアウト専門店として営業していたが、「イートインスペースを充実させ、店内でゆっくり楽しめる形にしたかった」と、駐車場が確保できる現在の場所への移転を決めた。

 移転先は、以前学習塾として使われていた建物。黒板や机、椅子を引き継ぎ、店内の一角にはワークショップも開ける空間を設けた。イメージカラーのグレーと白を基調に、カジュアルで落ち着いた雰囲気に仕上げた。店主の岡崎司(つかさ)さんは「家族連れやカップル、おひとりさまでも気軽に過ごせる空間を目指した」と話す。

 主力メニューは、スパイスを一から調合して仕上げるスープカレーと、月替わりで提供する世界各国のスープや季節のスープ。現在は「メキシカンチリビーンズ」「冷製オニオンスープ」を用意する。スープ3種類、カレー3種類のレギュラーメニューをそろえる。注文はセットメニューが中心で、好みに応じて「ライスまたはパン」+「カレーまたはスープ」を組み合わせる形式。「その日の気分に合わせて選べる」と岡崎さん。

 そのほか、福岡の明太子専門店「福太郎」から仕入れる「福太郎さんの明太スパゲティ」(900円)や「福太郎さんのフランスパン」(510円)、スコーンやチーズケーキ、アフォガートなどのデザートも提供する。「ランチからティータイムまで楽しめるようにしたかった」という。

 家族連れ向けの「キッズセット」(550円)も新たに提供を始める。ライスまたはパンにスープとドリンクが付くほか、店内にはキッズスペースや個室も完備。団体予約やワークショップにも対応し、地域の交流拠点としての活用も視野に入れる。テイクアウトにも対応し、冷凍カレー・スープの販売も継続している。

 移転オープンを迎え、岡崎さんは「2度目のオープンで気持ちは落ち着いている。今回は初めてイートインにも対応するが、プレオープンを経て準備してきた。大勢の方に、ゆったりとした時間を過ごしてもらえたら」と話す。

 今後は、導入したエスプレッソマシンを活用したドリンクメニューの充実や、新たなメニューの開発にも意欲を見せる。「マムカフェの『世界のお母さんの味』が、暮らしの中のちょっとした楽しみになれば」と岡崎さん。

 営業時間は、月曜~木曜=12時~17時、金曜・土曜=11時~20時。日曜定休。

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