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福島・大町の眼鏡店「オプティカルヤブウチ」が150周年イベント

来場を呼びかける5代目店主の藪内義久さん

来場を呼びかける5代目店主の藪内義久さん

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 創業150年を迎えた福島の眼鏡専門店「OPTICAL YABUUCHI(オプティカルヤブウチ)」(福島市大町)が10月4日・5日の2日間、周年イベント「COMES AROUND(カムズアラウンド)」を開催する。会場はニューヤブウチビル、ノノトリビル、および県庁通りの一部歩行者天国エリア。

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 1875年(明治8)年に時計輸入業として創業した同店は、時代とともに時計、自転車、眼鏡などを扱い、現在は国内外のデザイン眼鏡を中心に展開するセレクトショップとして知られる。5代目の藪内義久さんは「この150年は、巡り合いの連続だった。お客さまや街への感謝を込め、皆で楽しめる場をつくりたい」と話す。

 イベント名「COMES AROUND」は「巡り合わせ」や「循環」を意味し、店舗ゆかりの作家やショップ、飲食店など約35店が県内外から集うマルシェを開催。ニューヤブウチビルやノノトリビルの各フロア、県庁通りの歩行者天国に多彩な出店が並ぶ。薮内さんは「アート、工芸、生活道具、ファッション、焼き菓子やドリンクなどジャンルは多岐にわたり、作り手や出店者と直接会話しながら買い物を楽しめる場になる」という。

 ノノトリビル屋上では、音楽とアートによるライブイベント「COMES AROUND 屋上LIVE」も開催。出演は、福島市出身の音楽家・大友良英さん、詩人の和合亮一さん、画家のミロコマチコさんによるライブペインティング、ほか国内外で活動するアーティストらが名を連ねる。屋上ライブは10月4日15時30分開演。チケットは、前売り=6,000円、当日=6,500円、小学生以下無料。

 併せて、150周年記念のオリジナル眼鏡フレーム「COYA(コーヤ)」も発表。木製フレームを手がける「I.ENOMOTO」の榎本郁也さんとコラボし、デザインから制作までオリジナルで仕上げた限定モデル。当日は展示・受注販売も行う。

 イベント開催に当たり、藪内さんは「長く店を続けてこられたのは、街に来てくれる皆さんと、信頼できる仲間たちのおかげ。お祭りのような2日間を通して、福島の面白さや人のつながりを感じてもらえたら」と参加を呼びかける。

 開催時間は両日11時~17時。入場無料(一部有料会場あり)。期間中、県庁通りの一部(ニューヤブウチビル前~NTTビル前交差点)は歩行者天国となる。

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