
古着店「LEMO(レモ)」(福島市置賜町)が3月1日、福島市・置賜町にオープンした。
店内には、アメリカ古着やキャップ、スニーカーなど100点以上を取りそろえる。「自分のクローゼットに置きたいと思う商品を取りそろえている。共感して買ってもらえれば」と店主の大槻悠太さん。
オープンのきっかけについて、大槻さんは「社会人になってから、いろいろな業種を経験した。2年ほど前に『古着が好きだから服に関わる仕事をしてみたい』と半ば思い付きで、この業界に足を踏み入れたが、気が付いたら仕入れや物の価値を伝える難しさなどにやりがいを感じ、本気で取り組むようになっていた。福島に久しぶりに戻ってきたときに地元で店を構えたいと思い、オープンに踏み切った」と話す。
店舗面積は約14坪。「服が主役になるような店内にしたいと考えていた時、この物件と出合い、白い壁色が基調となっていて、イメージに当てはまったため即決した」と大槻さん。「鏡も白にして、ハンガーパイプは黒にすることで、服の主役感を、より際立たせている」とも。
オープンを迎え、大槻さんは「正直、街なかを歩いている人が少ないなという印象。それでも、自分がセレクトした服を気に入って、購入してもらえた時はうれしい。店を目的に、街に出る人が増えるように頑張りたい」と話す。
今後のついては、「海外へ買い付けに行ってみたい。福島には長く続けている古着店がたくさんあるので、先輩方に負けない気持ちで長く続けられる店づくりをしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は14時~21時(土曜・日曜は13時~20時)。水曜定休。