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二本松に和食ダイニング「旬菜 紫陽花」 老舗跡で「地域のともしび」守る

来店を呼びかける「旬菜 紫陽花」店主の斎藤篤(あつし)さん

来店を呼びかける「旬菜 紫陽花」店主の斎藤篤(あつし)さん

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 和食ダイニング「旬菜(しゅんさい)紫陽花(あじさい)」(二本松市針道、TEL 090-7798-3233)が2月4日、二本松・針道にオープンした。

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 店主の斎藤篤(あつし)さんは高校卒業後から約20年にわたり飲食業界で経験を積み、そのうち17年ほど店長職を務めてきた。40歳を機に独立。当初は人口の多いエリアでの開業も検討していたが、約40年続いた老舗「レストハウス ニューペガ」の店主から譲渡の打診を受け、「地域に愛された店をなくさないでほしい」という住民の声に背中を押され、自身の家族の思い出も詰まった同所での開業を決めた。

 店舗デザインは、地元の工務店「斎藤工匠店」を営む斎藤さんの実兄・守平(しゅうへい)さんが担当した。かつて父が手がけた前店舗の梁(はり)や柱をあえて残しつつ、開放的な吹き抜けや杉の一枚板のカウンターを設置。テーブル席には、地元の伝統行事「針道のあばれ山車」の櫓(やぐら)をイメージした格子状の囲いを設け、祭りの情緒を演出した和モダンな空間に仕上げた。席数は、カウンター6席、テーブル16席、座敷30席、個室6席の計58席。

 ランチタイムは、地元の有機栽培「東和げんき野菜」のサラダビュッフェ付き「紫陽花ランチ」(1,500円)など日替わり定食を提供。夜は一本ずつ手打ちする炭火焼き鳥(220円~)や、福島水産から仕入れる鮮魚の刺し身、握りずしなどの和食を、アルコールと共に提供する。

 斎藤さんは「準備中に深夜まで明かりをつけていると、近所の方が車を止めて『店に灯(ひ)がつくと安心する』と声をかけてくれた。前店舗のマスターのように80歳まで長く続け、いつか息子と一緒に店に立つのが夢。地域のともしびとして愛される店にしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~23時。月曜定休。

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