福島を中心に活動するバルーンパフォーマー「風船の国のアリス」さんの活動10周年を記念したコンサートが12月15日、グランパークホテルエクセル福島恵比寿(福島市曽根田)で行われた。
ヒーローショーに挑戦し、女戦士「レイ」役を熱演した「風船の国のアリス」さん(右)
2009(平成21)年に活動を始めたアリスさん。コンサート冒頭のあいさつで、「ただの一般人だった自分がパフォーマーになるなんて考えていなかった。応援してくれる皆さんのおかげでここまで来ることができた」と感謝の言葉を述べた。
1部では、福島を拠点に活動するヒーロー「光の戦士ツインウェイター」とコラボしヒーローショーに挑戦。宇宙魔人と戦う女戦士「レイ」を熱演。華麗なアクションも披露し、集まった約50人の観客を沸かせた。アリスさんは「実はヒーローショーのお姉さんになりたかった」と明かした。
2部ではオリジナル楽曲「レモネード」など、アンコールも含め7曲を披露。曲に合わせて観客がタオルを振り、盛り上がる場面も。アリスさんは歌の途中、感極まり涙を見せる姿もあった。
集まったファンからは「次の10年がどうなるのかとても楽しみ」「これからも応援していきたい」などの声が上がった。
アリスさんは「『アリス』という名前が自分の人生の一部として浸透してきた。これから10年、20年と、福島だけでなく全国で頑張っていきたい」と意気込みを見せた。