福島市の猫カフェ「猫と木(ぼく)」(福島市鎌田)が店内の猫10匹を対象に行った人気総選挙で、黒猫の「おはぎ」が1位に輝いた。
投票は昨年12月~2月21日に行い、今回で3回目。店長の城下舞さんは「お客さまはどの猫が好きなのか気になり、興味本位で始めたのがきっかけ」と振り返る。来店時に受け取ったシールを自分の一番好きな猫(=「推し猫」)の自己紹介ボードに貼り投票。「今回は611票の投票があった」と城下さん。
結果発表は2月22日の「猫の日」に行い、おはぎ(マンチカン)は114票を獲得した。おはぎは第1回の総選挙でも1位になっている。前回1位だった「きなこ」(アメリカンショートヘア)は101票で2位、3位は67票で「ねね」(スコティッシュフォールドとメインクーンのミックス)と続く。
来店し投票した人からは「来る度に猫の順位が変わっていて面白かった」などの声が聞かれた。
城下さんは「『推し猫』を1位にしようと何度も足を運んでくれた人もいる。猫はみんな性格が違い、たくさんの人に応援されて店にいる。今後もこうして猫たちが愛されている姿を見ていきたい。長生きしてほしい」と目を細める。
次回の総選挙は今年末を予定。
営業時間は11時~20時、不定休。3歳未満入店不可。