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福島の子育て支援施設「ぽれぽれ」 コロナで自粛していた親子の利用開始

「ふくしま信陵子育て支援センターぽれぽれ」の外観

「ふくしま信陵子育て支援センターぽれぽれ」の外観

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 コロナウイルスの影響で一時閉館していた「ふくしま信陵子育て支援センターぽれぽれ」(福島市北沢又)が6月1日に再開し、親子で利用できるようになった。

1階プレイスペース

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保育士や看護師、助産師などの専門スタッフが在中する同施設。対面での子育て支援や子育て中の悩みに寄り添い、保育に関する情報提供や食育、子育て中の「困った」を解決、手助けを目指すほか、妊娠中の女性への支援も行う。

 施設は1階がプレイスペースで、2階は飲食が可能なカフェスペース。授乳室や調乳スペース、電子レンジ、おむつ替えスペース、子ども用トイレも完備している。親子で楽しめるリトミックやフラダンス、ベビーマッサージなどの講座も多数開講。スタッフの宮﨑恵美さんは「支援センターでの遊びや講座を通して、普段の生活をより楽しいものにするヒントやきっかけを見つけてもらえたら」と話す。

 コロナウイルスの感染が心配される現在は電話での相談を受けながら、状況に応じて訪問支援など妊娠期から出産・育児までサポートしている。

 今後はボランティア養成講座を定期的に開き、ママボランティアや地域のボランティアを募る予定。訪問ボランティア活動「ホームスタートふくしま」の養成講座も行う。「地域のサークルや団体と一緒に活動できるイベントも展開していくことで、子育て世代と地域をつなぐ子育て支援センターとして活動を広げていければ」とも。

 一時預かりも行う予定で、利用者登録を受け付けている。理由は問わず、リフレッシュなどでも利用可能。子育て家族のサポートを行う。

 施設の利用は無料(イベント、講座、一時預かりは別途料金あり)。利用時間は10時~16時。未就学児まで対象。駐車場有り。当面はコロナウイルスの感染予防のため、施設利用は午前・午後に分け、予約による組数限定となる。

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