福島県桑折町に地元食材を使った料理やクラフトビールを提供するレストラン「上町チアーズ」(桑折町)が8月8日、オープンした。
カウンターにはアクリル板を設置しコロナウイルス対策をとっている
黒を基調としたシンプルな外観が特徴の同店。オープンのきかっけについて同店を経営する「Tファクトリー」の鈴木堅之(けんじ)さんは「桑折町には若者が少なく、若者が集まる場所を作りたいと思いオープンに至った」と振り返る。「コロナウイルスの関係で不安だったが、無事オープンすることができた」とも。
同店はランチタイム、カフェタイム、ディナータイムを設け営業。ランチのメニューはトマト、オイル、クリームの3種から選べる「パスタランチ」(1,380円)、パンとガーリックライスから選べる「プレートランチ」(1,580円)など。「できるだけ地元の野菜などを使うようにしている」と鈴木さん。
併設しているクラフトビール醸造所「半田銀山ブルワリー」では、同町発祥のリンゴ「王林」を使ったクラフトビールや、季節ごとに旬の食材を使ったクラフトビールを醸造する。
新型コロナウイルス感染症対策として、アクリル板の設置や24時間の換気、接客中のマスク着用などの対策を取りながら営業している。
鈴木さんは「まずは地域に愛される店にしていきたい。その後は町外、県外、世界にも当店が製造したクラフトビールを知ってもらい、飲んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~22時(日曜は18時まで)。月曜定休。