児童とその保護者を対象に「心ふれあい音楽鑑賞教室」が11月3日、「ふくしん夢の音楽堂」(福島市入江町、TEL 024-531-6221)で開催される。
毎年小学校の夏休みに合わせて定期的に開いている同イベント。今年の開催について、同館の増子真由美さんは「本来なら7月に開催を予定していたが、コロナウイルスの影響で延期となった」と振り返る。「席の間隔を取っての着席など、対策を取って開催に至った」とも。
演奏は、パイプオルガン=梅干野(ほやの)安未さん、管弦楽器=東京管弦楽団で、橘直貴さんがタクトを振る。当日は「スタジオジブリ」メドレーや「アンダンテマエストーソ」(組曲「惑星」木星より)などの演奏を予定。「パイプオルガンや管弦楽の演奏をきっかけに、子どもたちの視野が広がれば」と増子さん。
新型コロナウイルス感染症対策のため、家族ごとに席の間隔を空けて着席、手指の消毒を呼び掛けるほか、出演者らの検温など対策を取って開く。
増子さんは「コロナでイベントが中止になることが多い。コロナ禍でも、息抜きに音楽を聴きに来て楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。「来てくれた人にとって思い出に残れば」とも。
13時30分開場、14時開演。チケットは全席指定で500円。4歳未満の入場不可。