福島市のシンボル信夫山や市街地各所で5月12日、「クリーンアップふくしま」が行われた。
会場は福島駅前などの市街地と信夫山に分かれ行われた。参加者には信夫山のオリジナルグッズ「ももりんサンバイザー」が配布され、信夫山エリアは山本克也福島市副市長のスタート宣言で開始。参加者は信夫山公園の隅々まで丁寧に清掃活動に取り組んだ。
主催した「信夫山再生プロジェクト」代表の黒澤文雄さんは「若い人にも信夫山に関心を持ってもらおう、街を見直していこうとこのイベントを開いている。たくさんの人に参加してもらえて大変ありがたい。これからも毎年、行っていきたい」と話す。
当日は、福島駅前エリア、信夫山エリア合わせて410人の参加者が集まった。子どもから大人まで幅広い世代が集まり、熱心にゴミ拾いを行った結果、信夫山エリアだけでも約30袋のゴミ袋が集まった。
参加者からは「近頃の人はマナーも良く、あまりゴミを見かけなくてうれしい」「ガラス瓶や紙パックなどいろいろなゴミを拾った」など声が上がった。
清掃活動終了後にはステージで大道芸人によるパフォーマンスも行われ、子どもたちにはバルーンを配るなど、参加者はくつろいだ様子でステージを見て疲れを癒やしていた。