福島市在住のブレイクダンサー・木村竜也さん(34)が、1月22日・23日に行われた「全日本ブレイキン選手権2021」で4位入賞を果たした。
「RASEN」名義でブレイクダンサーとして活動する木村さん。日本を6ブロックに分けたうちの北海道・東北ブロック代表として同大会へ出場し、4位入賞した。ブレイクダンスを始めたきっかけについて、木村さんは「高校2年の時のダンス発表会で、幕が閉まるまでブレイクダンスの技・ウインドミルを披露していた人を見て、自分もあのダンスを踊りたいと思ったのがきっかけ」と振り返る。
「本番当日まで毎日大会のことを考えていた。適度な緊張の中で、リラックスして本番に臨めた」とも。
当日は各ブロックの代表6人と強化選手の2人が出場。木村さんは「グループリーグの3戦目を勝てばベスト4に入れるので『絶対に勝つ。勝てる。けど落ち着いて』と自分に言い聞かせていた」と振り返る。
2024年に行われるパリオリンピックで正式種目になるブレイキン。木村さんは「ブレイクダンス界のワールドカップと呼ばれる『UK BBOY CHAMPIONSHIPS』が来年予定されている。東北勢初、福島民初、日本勢として24年ぶりの優勝を目指し取り組んでいければ」と意気込みを見せる。