東北6県の代表的な祭りを集めた「東北絆まつり」が6月1日・2日の2日間、福島市役所を中心とした市街地で行われる。
同イベントは、東日本大震災後に復興と鎮魂願い開催された「東北六魂(ろっこん)祭」の流れを引き継ぎ、宮城県仙台市(2017年)、岩手県盛岡市(2018年)で開催された。「青森=ねぶた祭」「秋田=竿燈まつり」「盛岡=さんさ踊り」「山形=花笠まつり」「仙台=七夕まつり」「福島=わらじまつり」の6団体がパレードを練り歩く。
開催が迫った福島市内各所に「東北絆まつり」ののぼりが立てられている。
実行委員会の福島商工会議所地域振興課の小場さんは「福島はまだ風評被害が残っている。福島の元気を国内外に発信して来年のオリンピック開催へつなげていきたい」と期待を込める。
今年は福島の「わらじまつり」が50回目の開催を迎えることもあり、福島市出身の作曲家・古関裕而の楽曲「わらじ音頭」を新たにアレンジ。その楽曲を6月1日のパレードで初披露する。
開催時間は10時~18時(2日は17時まで)。パレードは1日=14時30分~17時、2日=12時30分~15時。会場は国道4号線福島市役所周辺。