屋内でスケートボードができる施設「BUS skatepark(バス スケートパーク)」(福島市陣場町)が1月31日、福島市陣場町にオープンした。
福島市スケートボード協会が運営する同施設。オープンのきっかけについて、管理するスケートボードショップ「Di」(置賜町)の高橋昇平さんは「街なかでスケートボードができる場所がなかった。練習できる場所を作れればと思い、オープンに至った」と振り返る。東京オリンピックで日本人選手が活躍を見せたスケートボード。「街でスケートボードができる場所をと、昨年秋から企画していた」とも。
同施設は幅7メートル、長さ20メートルのミニランプと自由に滑れるフラットの2種をそろえる。同店で受け付けをして料金を支払い、自由に利用できる。Bluetoothを使って好きな音楽を流すこともできる。施設を利用していた福島市在住の20歳の男性は「近場にスケートボードができる場所ができてうれしい。広くて滑りやすいので、仕事終わりにも利用したい」と話していた。
スケートボード教室も開く高橋さんは「雨や雪の日でも利用できる。若者はもちろん、スケートボードが好きな人が集まって楽しめる場所になれば」と利用を呼び掛ける。「遊んだら街へ出て、街を回遊してもらえれば」とも。
営業時間は12時~20時(小・中学生は19時まで)。火曜定休。料金は、1日=800円、30日パス=3,000円。