福島市のシンボルでもある信夫山にある「ねこ稲荷」の御朱印を2月22日の「ねこの日」に合わせて、NPO法人「ストリートふくしま」(福島市大明神)が頒布している。
信夫山の中腹にある「ねこ稲荷」。化けて悪さばかりをしていたキツネが和尚に諭され改心し、当時養蚕業が盛んだった村をネズミ被害から守る蚕の守り神となり、感謝した村人はそのキツネを「ねこ稲荷」として祭っているという言い伝えがある。御朱印の頒布について、同NPOの水口さんは「2月22日が『にゃんにゃんにゃん』の語呂合わせで『ねこの日』とされていることから、『ねこ稲荷』の御朱印の頒布に至った」と振り返る。
御朱印は縦16センチ、横11センチの「普通判」(300円)と、縦18.2センチ、横12.8センチの「大判」(400円)の2種。御朱印には「ねこの幸せ祈願」と記載されており、希望の日付を記載することができる。「現在はネット頒布のみで対応している」と水口さん。
4月には「ねこ稲荷」そばにある古民家「西坂家」をリノベーションし休憩所としてオープン予定。軽食やドリンクの提供を予定するという。水口さんは「これを機に信夫山について知ってもらえれば、気軽に散策に来てほしい」と呼び掛ける。
御朱印は「ぐるっと福島」サイト内の同NPOのページで購入できる。