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福島テルサで「防災」テーマのイラスト展 作家の体験談や防災知識をシェア

来場を呼びかけるico.さん

来場を呼びかけるico.さん

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 イラストレーター ico.さんの作品を展示する企画展「腰抜かしてる場合じゃない」が5月2日「福島テルサ(福島市上町)2階ロビーで始まった。

会場内の展示

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 「防災」をテーマにした同展。開催のきっかけについて、ico.こと物江麻衣子さんは「2011(平成23)年の東日本大震災と2019年の台風19号で被災し、自宅を2度も失った。それらの経験から得た知識や教訓を伝えるため、防災をテーマにしたイラスト展を開きたいと考えていた」と話す。

 会場には、雑誌で連載していた3.11被災女性の体験談を基にした4コマ漫画や、自身の台風19号の被災体験を描いた描き下ろし漫画など40点弱の作品を展示。福島駅前で大地震に遭遇したという想定の「被災シミュレーション もしもすごろく」も無料で配布している。避難所にたどり着くまでの道のりで、防災に役立つアイデアが多数描かれている。

 5月13日・28日には、一般社団法人「tenten」とのコラボレーションで企画した女性限定防災ワークショップも開催予定。

 物江さんは「あまり防災に関心がない人でも、体験談の4コマ漫画を通して少しでも防災を意識するきっかけにしてもらえれば」と期待を込める。

 開催時間は9時~21時30分。入場無料。今月28日まで。物江さんの在廊日は12日、13日、21日、28日。

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