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福島市上鳥渡のお菓子店「Monogel(モノグル)」(福島市上鳥渡しのぶ台)が10月12日、リニューアルオープンする。
昨年オープンした同店。国産小麦「ゆめちから」や白神こだま酵母など国産の材料だけを使った用したベーグルや焼き菓子を販売する。リニューアルのきっかけについて、店主の物江さんは「今まで、菓子製造許可を取って家の一角とイベント出店で販売していたが、お客さまからもっと販売してほしいとの要望があった。製造量を増やし、店頭でも販売もしやすくしたいと思い、リニューアルに至った」と振り返る。
店内について、物江さんは「店内に置いているものは、福島市のギャラリー『大町ギャラリー』に出店された人の作品。福島のイラストレーター金子潤さんのロゴやイラストをはじめ、ご縁があってつながった作品を置くことにこだわった」と話す。
同店「お薦め」メニューは、「プレーン」(200円)と「カヌレ」(300円)。「当店のベーグルは、無添加で乳脂肪成分が含まれていないため、アレルギーがある人でも食べることができるのが特徴」だという。「ベーグルが日常食になってほしい」とも。ベーグルは約15種類を販売。日替わりの焼き菓子も用意する。
リニューアルオープンを迎え、物江さんは「店をリニューアルしたことで、製造量を増やすことができる。ネット通販や冷凍自動販売をすることで営業時間内に来られない人に届けられるようになるのが楽しみ」と話す。
今後について、物江さんは「店が郊外にあるため足を運ぶのが大変だとは思うが、それでもお客さまに足を運んでいただけるようなおいしいベーグルや焼き菓子を作っていきたい」と意気込みを見せる。「福島にベーグルの食文化を浸透させたい」とも。
営業時間は11時~17時。月曜・金曜・日曜定休。イベント出店はインスタグラムで知らせる。