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イトーヨーカドー福島店にご当地カプセルトイ ラジウム卵や雪うさぎなど

完成したカプセルトイをアピールするスタッフの稲本和也さん(左)と髙橋樹奈さん(右)

完成したカプセルトイをアピールするスタッフの稲本和也さん(左)と髙橋樹奈さん(右)

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 福島市の特産品や観光名所をデザインしたカプセルトイが4月29日、イトーヨーカドー福島店(福島市太田町、TEL 024-531-2111)に登場した。

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 同企画は、イトーヨーカドー弘前店からスタートした「ご当地カプセルトイ企画」を福島店でも行うもので、全国で3店舗目の実施。クサカ印刷所(福島市東浜町)とイトーヨーカドー福島店がタッグを組み実現した。クサカ印刷所の高橋樹奈さんは「カプセルトイを通して、『福島市にこんなものがあったんだ』『これは福島市の企業だったんだ』という発見をし、ディープな魅力を楽しんでほしい」と呼びかける。

 カプセルトイは、特産品をデザインした「福島のたまげたなぁ~!アクリルキーホルダー」と、観光名所をデザインした「福島ご当地アクリルマスコット」の2タイプ、各6種を制作した。デザインについて、高橋さんは「エリアを福島市に絞り、地域の皆さまになじみのあるものを、社内会議を重ねて選んだ」と話す。

 アクリルキーホルダーには、「阿部留商店」のラジウム卵や「ギョーザの照井」の円盤ギョーザなどがあり、各企業がデザインを提供している。高橋さんは「デザインを無償で提供いただくので協力が得られるか不安だったが、企業の皆さまが快く提供していただき、ありがたい」と振り返る。アクリルマスコットは自立型で、古関祐而像や吾妻山の雪うさぎ、飯坂温泉の鯖湖湯などの景観をデザインしている。

 今後について、高橋さんは「第2弾、第3弾と展開していきたい。よりコアな見た目のものや、福島市の乗り物シリーズも作ってみたい」と意気込む。「地域の皆さまに喜んでいただけるものを作り、地域活性化にもなれば」とも。

 設置場所はイトーヨーカドー福島店3階のおもちゃ売り場。1回500円。

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