福島の商業施設「エスパル福島」(福島市栄町、TEL 024-52402722)が6月10日で35周年を迎える。
1988(昭和63)年6月10日、JR福島駅東口側にショッピング施設「福島ルミネ」としてオープンした同館。2004(平成16年)に現在の運営会社「仙台ターミナル」と合併し、現在の「エスパル福島」としてリニューアルオープンした。
同館では、35周年を迎えるに当たり記念イベントやキャンペーンを用意する。「5年後のエスパルと共に」をテーマに5年後のエスパルへのさまざまな思いをメッセージやイラストを募集する「ミライポスト」について、エスパル福島の高橋さんは「周年では過去を振り返ることが多い。しかし、ここ数年はコロナ禍で暗い時世が続いていたので、過去を振り返るよりも、これから先を見ていくようなイベントにしたかった」と話す。
このほか、「雨の日限定!キャンディープレゼント」「エスパル福島 35周年記念ライブ」などのイベントやキャンペーンを土曜・日曜を中心に今月末まで行う。「来てもらって見て終わりではなく、参加できるイベントが多いので気軽に足を運んでほしい」と高橋さん。
「35周年を迎えることができたのは、ご愛好いただいたお客さまのおかげ。今後5年間も40周年に向けて成長していけるように頑張りたい。駅前再開発で駅前の商業施設が減ってしまっているが、駅前のにぎわいを絶やさないように私たちがさらに頑張っていきたい」とも。
ミライポストは10月31日まで、同館2階に設置。専用ポストにメッセージやイラストを投函(とうかん)すると、5年後の開業40周年イベントで展示される。