盆踊りイベント「古関裕而(ゆうじ)生誕記念 ふくしまBON-DANCE フェスティバル」 が8月11日、福島駅東口駅前通り・福島駅東口広場・さんかく広場で初開催される。
同イベント開催のきっかけについて、福島阿波おどり悠粋連連長の熊倉喜人(よしと)さんは、「福島市出身の作曲家、古関裕而がなかなか表に出ていない。盆踊りを愛した人だったこともあり、『福島こども盆踊り』、初代『わらじ音頭』などを、みんなで踊って、もう一度日の目を当てたいと思った」と話す。「この日は古関裕而の誕生日でもある。帰省者や子どもから大人まで参加できる日を選んだ」とも。
当日は、盆踊りやぐらなど、ステージを3カ所に設置して、盆踊り・各種団体によるパフォーマンスを行う。フードやドリンクを提供するキッチンカー・飲食ブース、水ヨーヨー釣りなど、子どもが楽しめる店も出店。盆踊りは、古関裕而が作曲した「福島こども盆踊り」「福島小唄」「わらじ音頭」のほか、「相馬盆唄」「会津磐梯山踊り」「ダンシングヒーロー盆踊り」「阿波おどり」などを予定している。300人限定で、踊った子どもたちに景品を進呈。「すてきで賞」「男前で賞」など、選ばれた人には賞品を進呈するコンテストも予定している。60人限定で、浴衣の着付け無料サービスも行う。事前予約が必要。
「昔ながらの盆踊り。地元の人、帰省者、福島に住む外国人、観光客、大人も子どもも、皆で一緒に踊って、楽しい夏の思い出にしてもらえたら」と熊倉さん。
開催時間は15時~20時。
各種団体によるステージパフォーマンス=15時~18時、盆踊り=18時~20時。