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福島学院大食物栄養学科が講演企画 地域産業の6次化をテーマに

参加を呼びかける食物栄養学科・教授の池田信也さん

参加を呼びかける食物栄養学科・教授の池田信也さん

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 福島学院大学短期大学部食物栄養学科による講演企画「第10回Nutrition Cafe(ニュートリションカフェ)ふくしま」が1月13日、同大宮代キャンパス(福島市宮代)で開催される。

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 同大教授などが、地域住民向けに食に関する講演を行う同企画。今回は「1×2×3=6次化ってなぁに?!」を演題に、「地域産業の6次化」について理解を深めてもらう内容となる。6次化とは、1次・2次・3次の各産業分野がそれぞれの強みを生かして連携することで、農林水産資源の付加価値を向上させる取り組み。

 今回講演を行う同大教授の池田信也さんは、以前6次化に関する仕事をしていた経験を持つ。「福島市は道の駅に農家手作りの商品が少ないなど、6次化の取り組みが十分に広まっていない。豊富な果物などの地域資源を活用して、農家の所得向上にも繋がる6次化を進めるべきだと思い、講演テーマとした」と話す。

 講演は、池田さんと同大生との対話形式で行う。福島県内の支援機関や失敗事例も含めて、6次化の手法やヒントを紹介する。池田さんは「一人でも多くの人に聞いてもらい、福島市産品を地域資源として生かしていってほしい。生徒考案の減塩レシピを提供するなどの方法で、大学が6次化に協力できることも知ってほしい」と話す。

 池田さんは「当日参加も大歓迎なので、6次化が気になる人もすでに挑戦している人も参加してほしい」と呼びかける。「今後も米や災害食などをテーマに、『ニュートリションカフェふくしま』を開催していくので、注目してもらえれば」とも。

開催時間は14時~15時30分。入場無料。

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