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福島・こむこむ館が20周年 「はたらくクルマ」「ミニ水族館」夏イベント

来場を呼びかける「こむこむ館」の高橋俊英館長(写真提供=こむこむ館)

来場を呼びかける「こむこむ館」の高橋俊英館長(写真提供=こむこむ館)

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 7月23日で20周年を迎える福島市の文化施設「福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ館」(福島市早稲町、TEL 024-524-3131)が同20日、夏イベントとして「福島キッズ はたらくクルマ大集合!!~見て・撮って・楽しもう!~」を駅前にぎわい広場で開催する。

文化施設「福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ館」の外観(写真提供=こむこむ館)

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 同施設は、福島市が教育文化複合施設として2005(平成17)年に開設。子ども図書館やプラネタリウム、多目的ホールなどを備え、NHK福島放送局と一体整備された複合施設。施設名の「こむこむ」は、コミュニティーやコミュニケーションの「こむ」と、子どもの「子(こ)」と夢の「夢(む)」を組み合わせて名付けた。行政と市民、企業が連携しながら協力して運営するパートナーシップ方式を取り入れているのも特徴で、子どもたちの学びや交流の場として親しまれてきた。現在、同施設への意見やアイデアを集める目的で、公募で選ばれた市民による意見交換会を行うなど、リニューアル計画も始動している。

 同イベントでは、移動図書館や幼稚園バス、ロードサービスカー、除雪ドーザ、建設車両など、まちで活躍する「はたらくクルマ」の実車を展示。福島市振興公社こむこむ館館長の高橋俊英さんは「要望が強かった車のイベント。働く車を間近で見たり、撮影したりして、親子で楽しめる企画。線路で働く車、軌陸車も来る」と話す。

 夏イベントの一つ「こむこむミニ水族館」を7月19日から、同施設で約1カ月間開催する。館内に、カクレクマノミ、ミナミハコフグといった海水魚などの水槽を設置するほか、イモリやカブトガニなどの生き物に触れることができる「生き物タッチコーナー」、期間ごとに生き物が変わる「特別展示コーナー」、期間限定コンテンツとして「新しい試み」だという、17時15分から楽しめる「夜の水族館」やドクターフィッシュ体験、真珠を取り出してアクセサリーを作るワークショップなども予定。リピーター来場特典も用意する。「人気のあった水族館企画をバージョンアップして、何度来ても楽しめるよう工夫した。自由研究にも使ってもらえたら」と高橋さん。

 高橋さんは「20年の節目。開館当時よりも少子化が進み、福島駅周辺も変化する今、子どもから大人まで楽しめる教育施設でありたい」と話す。

 開催時間は、はたらくクルマ大集合=9時~12時、こむこむミニ水族館=9時30分~17時(夜の水族館は、7月29日~31日、8月22日~24日の17時15分~19時45分)。8月24日まで。

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