
洋菓子店「バウムラボ樹楽里(きらり)」(福島市松川町、TEL 024-537-1170)が7月13日、「ふくしま桃の日」に合わせて、JAふくしま未来と連携開発した「桃たわわバウムクーヘン」(1個、324円)の販売を始める。
「桃たわわバウムクーヘン」の製造風景(写真提供=バウムラボ樹楽里)
同商品は、福島県産のモモ果汁、JAふくしま未来の米粉用ブランド米「笑みたわわ」、地元産の鶏卵を使って焼き上げたバウムクーヘン。同店を経営する丸福織物(松川町)社長の齋藤陽一さんは「小麦を使わないグルテンフリースイーツ。米粉の風味と桃の香り、しっとり・ふんわりとした食感が楽しめる」と話す。
「ふくしま桃の日」は、県産桃の認知向上、消費拡大を目的にJAふくしま未来が制定した記念日で、7月13日・26日、8月8日の3日間。今年も、その取り組みの一環で、地域企業と連携して同商品の開発に至った。同商品の販売は昨年に続き2回目。
「バウムラボ樹楽里 松川本店」のほか、JAふくしま未来の各直売所、同店のオンラインショップなどで取り扱う。数量限定で、なくなり次第終了。
齋藤さんは「地元福島の素材にこだわっている。生産者の努力の結晶である、桃や米、卵。スイーツを作るだけでなく、福島の豊かさや誇りを伝えていきたい」と話す。「夏の味わいと作り手たちの真心を感じてもらえたら。手土産や家庭のおやつとして楽しんでほしい」と呼びかける。