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福島・置賜町「やきとん あざます」が10周年 「厚切り豚タン串」を看板に

来店を呼びかける店主の菅野進介(しんすけ)さん

来店を呼びかける店主の菅野進介(しんすけ)さん

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 福島・置賜町の「やきとん あざます」(福島市置賜町、TEL 070-2439-0777)が7月23日で10周年を迎える。

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 店主の菅野進介(しんすけ)さんは、約10年間、飲食業に関わった後、同店を開いた。オープンのきっかけについて、菅野さんは「東京の焼きとんの名店に憧れを抱く中、福島には焼きとん専門店がないことに気づき、焼きとん屋というスタイルで出店することを決意した」と話す。

 店名の由来については、「『ありがとうございます』を略した言葉で、自分自身の口癖だった。お客さまに覚えてもらいやすく印象にも残る名前にしたいと思い、先輩とに相談したうえで決めた」という。店のロゴは、「あざらし」と「升」をモチーフにしたもので、デザイナーに「『あざます』と読めるユニークなマークを」と依頼したことから偶然誕生したという。

 「おいしさ、ボリューム、コスパ」がコンセプトだという同店。気軽に立ち寄れる空間づくりを意識し、カウンター中心のレイアウトにした。席数は、カウンターとテーブル席合わせて13席。

 看板メニューは「厚切り豚タン串」(330円)と「レバテキ串」(260円)。「特に豚タンは、来店客の約9割が注文するほど人気。肉厚ながらも柔らかく仕上げた一串にリピーターが多い」と菅野さん。

 10周年を記念して7月26日まで、1杯目のドリンクを100円で提供しているする(一部除く)。さらに、この節目を祝う形で、伊達郡桑折町のクラフトビール醸造所「半田銀山ブルワリー」とコラボしたオリジナルジンジャービールの開発も進めているという。「ショウガをベースに、料理との相性を意識した味わいにしている。2月に訪れたロンドンで飲んだビールをインスパイアしている。楽しみに待っていてほしい」と菅野さん。

 10周年を迎え、菅野さんは「10年続けてこられたのは、お客さまや家族、関係者の支えがあってこそ。これからも地元で愛される店として、お客さまに喜んでもらえるよう努力を続けていきたい」と話す。

 営業時間は17時~24時(土曜・日曜は16時~)。

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