
国立公園にも指定されている福島市の吾妻山に位置する浄土平(福島市土湯温泉町鷲倉山)で7月27日、夜空を楽しむイベント「浄土平星まつり2025」が開催される。
福島市の観光コンテンツとして毎年夏に行われる「浄土平まつり」(7月19日~8月30日)のメイン企画として開催する同イベント。浄土平ビジターセンター、レストハウス、天文台の3施設が連携して運営する。
目玉企画の「星空大観望会」では、19時から駐車場スペースをフリー観望エリアとして開放。シートや椅子を持参すれば、寝転んで星空を楽しめる。20時からは「浄土平天文台」が夜間特別開館し、整理券制(19時配布)で全8回、解説員による天体観察を行う。標高日本一の公共天文台からは、天候次第で天の川も観察できるという。
浄土平レストハウスでは18時から、「福島JUKEBOX」によるミニライブを開催。オールディーズや歌謡曲など懐かしの名曲を披露。店内では「笑夢カレー」監修の限定「星の夏野菜チキンカレー」(1,400円)も提供する。福島市観光推進室の工藤麻未さんは「浄土平ビジターセンターは21時まで開館。キッチンカーも出店し、星空の下で軽食や飲み物を楽しむことができる」と話す。
開催に向けて、工藤さんは「浄土平は福島市で一番星に近い場所。この日を星を見る日にしてもらえたら」と話す。浄土平レストハウスの田口貴士さんも「星空・音楽・食事が一度に楽しめる日。旅の途中の方も、自然が好きな方も、気軽に足を運んでほしい」と呼びかける。
開催時間は18時~22時。入場料・駐車料無料。