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新町にボードゲームカフェバー「アソビバ」 看護師出身オーナーが開業

来店を呼びかける店主の広瀬はるかさん

来店を呼びかける店主の広瀬はるかさん

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 ボードゲームカフェバー「Asobiba(アソビバ)」(福島市新町、TEL 080-2837-7263)がオープンして、7月27日で1カ月がたった。

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 店主の広瀬はるかさんは20歳から看護師として勤務していたが、「やりたいことを若いうちに実現したい」と今年2月に開業を決意し、物件探しから準備を進めてきたという。「福島市内にはボードゲームカフェがなく、10代の頃から通っていた東京の店のような場所を地元で開きたかった」という。

 内装は「海賊酒場」をコンセプトに、ペンキ塗装や床の貼り替えなど全て自ら手がけた。照明は暖色系にし、温かみと酒だるもイメージできる木目調の床、海賊らしい小物なども取り入れ、「シックながら温かみのある空間に仕上げた」と広瀬さん。席数は、カウンターとテーブル席合わせて15席。

 店名の「Asobiba」は「遊び場」から。「ボードゲームを通して、人と人が自然に会話し、笑い合える場所にしたかった」と広瀬さん。現在は夜間営業のみだが、今後は昼営業やワーキングスペースとしての活用も検討していく。

 システムは、チャージ料金は「入団料」として1,000円。ワンドリンク制で、ドリンクメニューは「海賊生ビールジョッキ」(900円)、「Asobi島の秘蔵酒(ハイボール)」(600円)など海賊を連想させるユニークなネーミングを採用。世界三大ボードゲームをはじめとする約20種類のボードゲームを時間無制限で遊ぶことができる。

 オープンから1カ月がたち、広瀬さんは「SNSを通じた来店も多く『福島にこういう店を待っていた』という声や観光客が訪れることもあってとてもうれしい。ボードゲームが目的でなくても、誰もが楽しめる空間を目指したい」と話す。

 今後については、「未活用の2階スペースを開放し、ボードゲーム専用エリアとして整備する予定。将来的には、通りに面した店舗での2号店出店をしたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は19時~24時。

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