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福島駅前で飲み歩きイベント「きて!みて!呑んでラリー」 初開催から20年

参加を呼びかける実行委員会の渡辺将俊さん

参加を呼びかける実行委員会の渡辺将俊さん

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 飲み歩きできるイベント「第20回 きて!みて!呑(の)んでラリー2025」が8月27日・28日の2日間、福島市中心市街地で開催される。

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 2005(平成17)年に始まり、今年で20回目の節目を迎える同イベントは、「街なかに人を呼び戻し、飲食店を盛り上げたい」との思いでスタート。業種や組合の垣根を超えて市内の飲食店が連携し、まちぐるみで行う飲み歩き企画として続いてきた。

 実行委員会の渡辺将俊さんは「震災の翌年(2012年)には過去最大の盛り上がりを見せたが、その後は徐々に参加者が減少。2020年にはコロナ禍でやむなく中止となった」と振り返る。再開となった2021年以降は年々参加者が増え続けており、「今回は記念すべき第20回。過去最高だった時期のようなにぎわいをもう一度取り戻したい」と意気込む。

 今回は、飲食店13店舗が新たに加わった。福島駅前を中心としたエリアに広がる参加店では、当日限定の特別メニューやドリンクなどを提供し、ラリーマップを片手に3~5店舗を巡るスタイル。19時から22時の時間内にさんかく広場の抽選会場で景品が当たる特典も用意する。

 目玉は総額300万円相当の景品で、液晶テレビ、温泉の宿泊券、参加店で使える飲食券などを用意。今回は初の試みとして、福島駅東口の「さんかく広場」に27日、ステージとキッチンカーも登場する。渡辺さんは「さんかく広場をどうすれば盛り上げられるかを考え、試行錯誤のうえで企画した。飲み歩きだけでなく、会場全体で街を楽しんでもらえたら」と話す。

 「これまで支えてくれた皆さんと、新たに参加する店舗、そして来場者全員で一体感のあるイベントにしたい」と渡辺さん。「街の魅力と飲食文化を再発見できる2日間になれば」とも。

 チケットは1セット3,000円~。今回は紙チケット形式での実施となり、電子チケットの対応はない。チケットは販売協力店や参加店などで扱う。

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