「カレー食堂アルカ」(福島市飯坂町、TEL 024‐563‐3151)が12月26日、福島・飯坂町にオープンした。
店主はネパール出身のパウダヤル・アヌプさんで、来日して約12年になる。以前は埼玉県内で飲食店「アジアンダイニング サクラ」を営んでいたが、田舎暮らしに憧れ、移住を決意したという。「昔、いわき市に住んでいたことがあり、福島には縁を感じていた。都会よりも静かな場所で店をやりたいと思っていた」と振り返る。
場所は飯坂温泉街のそば、飯坂町さいかち町。出店の経緯について、アヌプさんは「この辺りは飲食店が少なく、近隣の方に喜んでもらえると思った」と話す。席数はテーブル席25席を用意。
メニューは、スパイスを使ったカレーとナンを中心に提供する。ランチタイムは、カレー1種にナン、サラダなどが付く「シングルカレーセット」(800円~)や、プレーンナンとチーズナンを半分ずつ楽しめる「アルカセット」(1,100円)、インド風炊き込みご飯「ビリヤニセット」(880円~)などを用意。ランチのナンはお代わり自由で、辛さは「甘口」から「激辛」まで5段階で調整できる。「お子さまセット」(650円)やテイクアウトメニューもそろえる。
オープンを迎えて、アヌプさんは「日本の田舎の雰囲気がとても好き。飯坂町もとても気に入っている。まずは地元の人たちにおいしいカレーを食べてほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時。火曜定休。支払いは現金のみ。