福島市を拠点に活動するサッカークラブ「FCシャイネン福島」( 福島県福島市東中央)が4月、同市初となる中学生年代(ジュニアユース)の女子チーム「FCシャイネン福島レディース(仮称)」を設立する。
設立の背景について、代表の渡邊剛充さんは「中学生年代の女子選手の受け皿不足がある。小学生までは男女混合でプレーできるが、中学生になると女子専用のリーグやチームが県内に少なく、サッカーを辞めてしまう選手が多い」と話す。「県内で活動を続けたいという選手や保護者からの強い要望があった。幼稚園から指導してきた選手もおり、夢を諦めてほしくなかった」と設立の背景を話す。
新チームは新中学1年生から3年生までの女子を対象とし、現在は選手募集中で既に11~12人の選手が集まっている。正式始動は4月だが、入団確定者は2月から練習に参加しており、年度途中の入団も歓迎する。費用は、月謝1万円、年会費1万8,500円、登録費6,500円。練習は週5回で、市内高校のグラウンドや体育館などを拠点に行う。
指導方針として「個人の成長」を掲げる。渡邊さんは「勝ち負けよりも、選手一人一人がどれだけ成長を実感できるかを重視したい。中学卒業までに自力で練習に通い、一人暮らしができるレベルの自立を身につけてほしい」と話す。「そのため、当初は試合経験を積みやすい中体連に登録する方針」とも。
渡邊さんは「卒業生が親になった時、自分の子どもをまた入れたいと思ってくれるような地域に根ざしたクラブにしたい。将来的には、さらに女子サッカーの活躍の場が広がるような舞台を整備していきたいと考えている」と展望を語る。