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福島・置賜町にバー「エル・バッカス」 海賊酒場をイメージした店内に

来店を呼びかける店主の江口隼人さん(右)と佐藤大志(だいし)店長(左)

来店を呼びかける店主の江口隼人さん(右)と佐藤大志(だいし)店長(左)

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 バー「El Bacchus(エル・バッカス)」(福島市置賜町、TEL 024-573-0034)が8月8日、福島市置賜町にオープンする。経営は福島市内で「やきとり江口」(置賜町)を営む江口隼人さん。新業態となるバースタイルの店として展開する。

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 店長は、社会人サッカーチームの先輩後輩として親交のあった佐藤大志(だいし)さんが務める。佐藤さんは「帰郷を機に江口さんの誘いを受けて、一緒に挑戦できるこの機会を大切にしたいと思い、店の立ち上げに加わった」と話す。

 オープンのきっかけについて、江口さんは「『やきとり江口』の後に気軽に立ち寄れる店を作りたかった。そして、夜遅くまで営業することで身近な人たちが気軽に集まれる場所をつくりたかった」と話す。「店のコンセプトは『海賊酒場』。海賊のうたげのように、楽しく和気あいあいとした店にしたい」とも。席数は、カウンターとテーブル席合わせて計20席。

 店名の由来について、佐藤さんは「スペイン語で『The』に当たる『El』と、ローマ神話に登場する酒の神バッカス(Bacchus)を組み合わせたもの。ロゴデザインも、コンセプトに合わせて海賊風のテイストに仕上げている。スペイン語を取り入れた背景には、サッカー好きの2人にとってスペインが特別な存在であり、さらに近隣の飲食店との差別化を意識して、スペイン料理を提供する業態を選んだ」と話す。

 提供するドリンクにはスペインのビールをそろえ、FCバルセロナ公式ビール「エストレージャ・ダム」(1,000円)やプレミアムビール「イネディット」(3,300円)、スペインで生産が有名なシェリー酒などを用意。フードメニューも、「チキンレッグ」(900円)、「骨付き唐揚げ=チューリップ」(450円)、「ムール貝の酒蒸し」(580円)などスペイン風の料理を取り入れる。「今後は料理のラインアップも拡充予定」と佐藤さん。

 今後について、佐藤さんは「細く長く、地域に愛される店に育てたい。『ここに来ればみんなに会える』と思ってもらえるような場所にしていけたら」と意気込みを見せる。「街なかの一店舗として、周辺の店と連携しながら、街全体に周遊が生まれるような流れをつくっていきたい」とも。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。

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