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福島駅前にベーグル店「モノグル」2号店 気軽に立ち寄れるスタンド形式で

来店を呼びかける店主の物江ご夫婦

来店を呼びかける店主の物江ご夫婦

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 ベーグル専門店「Monogel(モノグル)」の2号店となる「Monogel Stand(モノグルスタンド)」(福島市栄町)が12月23日、福島駅東口・栄町の商業施設「AXC(アックス)」ビル前にオープンした。

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 店主の物江圭さんは2022年、同市しのぶ台に1号店をオープン。住宅街にある本店はテイクアウト専門店だが、「遠くてなかなか行けない」という声もあり、より多くの人が利用しやすい場所を探していたという。「人通りが多い駅前通りへの出店を構想し、一時はキッチンカーも検討していたが、空き物件が出たことをきっかけに(出店を)決めた」と振り返る。

 新店のコンセプトは「気軽に立ち寄れる場所」。本店とは異なり、スタンディング形式のイートインスペースを設ける。「長居するカフェではなく、通勤・通学の帰りに翌朝用のベーグルを買ったり、隙間時間にドリンクを飲んだりと、日常的に使ってほしい」と物江さん。店内は作家の作品展示など、小さなギャラリーとしても活用していく。

 メニューは、本店同様のベーグル(230円~)を常時10種類以上並べるほか、カヌレなどの焼き菓子を週替わりで用意する。ドリンク(300円~)は、郡山「お茶の小野園」の茶葉を使った日本茶やコーヒー、レモネードなどを提供。今後、エスプレッソマシンも導入する予定。ランチ需要に合わせ、フォカッチャサンドとスープ、ドリンクをセットにした「ランチボックス」(1,000円~)も販売する。「ベーグルとはまた違った食感のフォカッチャも楽しんでほしい」とも。

 物江さんは「駅前の再開発で寂しいという声も聞こえるが、小さな店でも、音楽やアートを絡めたイベントなどを通して、街に彩りを提案できる拠点にしていきたい。まだ出会ったことのない人にもベーグルを手に取ってもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時~19時(年内は12時開店)。月曜・火曜定休。

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