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劇団「120〇EN」が福島市西地区の歴史を舞台に定期公演 旧廣瀬座で

「殿がいない!陸奥下村藩最後の一日」の稽古の様子

「殿がいない!陸奥下村藩最後の一日」の稽古の様子

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 福島市を中心に福島の歴史を基にした舞台を制作している劇団「120〇EN(ヒャクニジュウエン)」が11月4日、旧廣瀬座(福島市上名倉大石前)で28回目の定期公演を行う。

「殿がいない!陸奥下村藩最後の一日」のチラシ

2011(平成23)年4月に福島大学の演劇サークルを中心としたメンバーで旗揚げし、「福島市に住む人々のルーツをたどる演劇集団」をモットーに活動する同劇団。旗揚げのきっかけについて主宰の清野和也さんは「福島大学の演劇サークルの卒業公演の最中に東日本大震災で被災した。その後活動を自粛していたが、演劇が見たいという声をもらって劇団として立ち上げることにした」と振り返る。

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 今回の定期公演は、江戸時代に福島市佐倉下にあった下村藩を舞台にした「殿がいない!陸奥下村藩最後の一日」を公演。物語は、藩を治めていた田沼意次(おきつぐ)の子孫が新たに別な領地を与えられ下村藩は無くなることになるが、殿さまが「最後に一目、下村を見てみたい」と藩へ来ることになる。しかし殿さまを暗殺しようとしている者がいるとうわさが立ち、村は嫌われ者の男を影武者として仕立て上げることから始まる。

 清野さんは「田沼意次の子孫が福島にいたということを知ってもらいたい。地元を舞台にした喜劇になっているので、幅広い世代に楽しんでもらえれば」と話す。「劇中には吾妻山など福島ならではの景色の描写もある。旧廣瀬座の舞台演出も楽しんでもらえれば」とも。

 当日は福島市荒井地区の収穫祭も開催。新そばや豚汁など出店を予定する。

 午前の部=10時30分開演、午後の部=14時開演。入場料500円(中学生以下無料)。

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