ゴスペルソングなどを歌うグループ「ワールドソウルコーラス福島」のクリスマスライブが12月14日、福島市のパセナカミッセ(福島市置賜町)で行われた。
ゴスペルソングを披露する「ワールドソウルコーラス福島」のメンバー
今年で21回目を迎えた同イベント。1999(平成11)年に旗揚げし、結成20年を迎えたコーラスグループ「ワールドソウルコーラス福島」がクリスマスソングを合唱した。旗揚げのきっかけについて、同グループの塚原さんは「アメリカ人ミュージシャン、ネイザン・イングラムさんを講師に迎え、発足した」と振り返る。
当日は集まった71人の観客の前で「We Wish a Merry Christmas」「赤鼻のトナカイ」などの楽曲を披露。拍手が沸き起こるなど盛り上がりを見せた。観客からは「楽しかった」「また聴きに来たい」などの声が聞かれた。塚原さんは「日頃の練習の成果を発揮できた」と話す。
講師のネイザンさんは、2012(平成24)年に心筋梗塞で急死。塚原さんは「指導者を失ってやっていけるのか不安で、手探りでの再スタートだった。ネイザンさんが遺してくれたレパートリーを今のメンバーでアレンジして歌い継いでいる」という。
次回の同グループの出演は、福島市の四季の里(福島市荒井)で1月25日に行われるイルミネーションライブ。時間は17時30分~。