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福島のモモ農家が聖火ランナーに 震災後の風評被害払拭を認められ夢かなえる

採用証を手に意気込みを見せる古山浩司さん

採用証を手に意気込みを見せる古山浩司さん

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 東京オリンピック・パラリンピックの福島県民ランナーの一人に福島市在住の古山浩司さんが選ばれた。

 モモを中心にリンゴなどの果物を生産している古山さん。古山さんは「自分が生まれる前の東京オリンピックから考えると、生きている間に日本で行われることはもうないのではと思っていた。聖火ランナーの夢がかないうれしい」と話す。

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 2011(平成23)年の東日本大震災の影響で、福島の生産品が風評被害に遭った中、古山さんは「震災前の価値よりも高くしたいと、モモを中心に価値を上げるため努めてきた」と振り返る。「それらのチャレンジしてきた内容を論文として提出し、今回の聖火ランナー採用に至った」と言う。

 古山さんは「まだ走る場所は決まっていないが、地元の福島市内を走ることができれば。地域に向けて、モモ農家としてチャレンジしてきたことを200メートルに込めたい」と意気込みを見せた。

 アスリート選手や著名人を起用する推薦枠の発表は来年1月末を予定。聖火リレーは3月26日、福島県楢葉町の「Jヴィレッジ」をスタート地点に始まる。