福島市のリンゴをふんだんに使った「福島を好きになるパフェ」の販売会が2月22日・23日、チェンバおおまち(福島市大町)で開催された。
「福島を好きになるパフェ」は、昨秋開催された「ジャンボパフェコンテスト」の優勝作品。同コンテストは、桜の聖母短期大学と福島市信陵学習センターが主催し、信陵地区のリンゴを使ったパフェを福島市内の高校生が考案しアイデアを競った。
今回販売したパフェは、福島県産のリンゴ入りスポンジケーキの上にリンゴゼリー、リンゴのコンポートを敷き詰めたリンゴずくめの一皿。これらは全て高校生が手作りし、リンゴをモチーフにしたアイスクリームを載せた見た目も楽しめるパフェに仕上げた。「飯坂温泉グラノーラ」やリンゴのドライフルーツなど福島の食材をふんだんに使っているのも特徴。
考案した橘高校ハンドメイド部の菅野琳久(りんく)さんは「リンゴはゼリーやコンポートなどの加工法で風味や食感が異なる。このパフェでいろいろなリンゴを味わってもらえれば」と話す。
パフェを食べた福島市の七島(ななしま)直子さんは「福島の良さがギュッと詰まっていて、とてもおいしかった。高校生が福島のために頑張ってくれているのはとてもうれしい」と笑顔で話す。