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福島と中国の高校生の交流事業「あいでみ」 8期目活動報告

熱心に活動に取り組む高校生ら

熱心に活動に取り組む高校生ら

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 福島と中国の高校生の交流事業「あいでみ」の活動報告会が2月24日、コラッセふくしま(福島市三河南町)で行われた。

報告会では中国のイメージを話し合うワークショップも行われた

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 2012(平成24)年、悪化する日中関係に危機感を抱いた高校生が、高校生同士で交流を深め互いを理解しようという思いから始まった「あいでみ」。高校生の人材育成を行う福島市の「Bridge for Fukushima」が主催。8月と12月の交流に向けて、ミーティングの進行や渡航費を集めるためのクラウドファンディングを高校生が主体で行うのが「あいでみ」の特徴。8期目となる今年は福島市や郡山市の高校生25人が参加した。

 報告会では、8月に中国から高校生10人が福島市を訪れ、福島の魅力についての小冊子を作ったことや、12月に4泊5日で上海を訪問し「ごみ処理とリサイクル制度」について、現地の高校生21人とフィールドワークや英語や中国語を使ったディスカッションを行い、互いの国についての理解を深めたことを、動画を交えて報告。参加者と中国のイメージを話し合うワークショップも行った。

 活動に参加した福島南高校1年の大内倭子(わこ)さんは「自分たちが中国で見てきたことを伝えることで、いろいろな方に中国のことを考えてもらうきっかけが作れたのでは」と振り返る。

 報告会に来場した小貫和子(よりこ)さんは「高校生の立派な報告に驚いた。気持ちを言葉にまとめて人に伝えるのがとても上手だった。参加して良かった」と話していた。

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