福島県建設業協会伊達支部が主催する市内の一斉清掃が8月28日、30社が参加して行われた。
毎年9月に同市保原町で開催されている「伊達ももの里マラソン」に合わせ行っている同イベント。開催について、参加した山崎組(伊達市保原町東野崎)の大槻初(はじめ)さんは「例年は各地区で違う日程で行っていたが、今年はコロナウイルスの影響でマラソンをはじめ各種イベントが中止になった影響もあり、一斉企画として行った」と話す。
同市の伊達地区、保原地区、梁川地区、霊山地区、月舘地区の5カ所に、各地区の建設会社ら30社が参加。出発式では参加者らに熱中症対策としてお茶と塩あめを配布。45リットルのゴミ袋を手に地区内を清掃し、タバコの吸い殻やお菓子の袋、ペットボトルや空き缶などが集められた。「1人でゴミ袋1つがいっぱいになるほど拾った」と大槻さん。「市内がきれいになればうれしい。来年はマラソンの開催も期待したい」とも。