毎年恒例になっている福島市の福島駅前東口広場のイルミネーションが12月4日、点灯した。
毎年冬に行われているイルミネーションイベント。福島駅前東口広場の木々と花時計をイルミネーションで彩る。今年は約5万5000個の電飾を使って、青や黄色の光で広場を照らす。
点灯式では地元のアイドルやゴスペルユニットのライブも行われ、観客は曲に合わせて手拍子をするなど盛り上がりを見せた。今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、集まった観客が声を出してのカウントダウンは行わず、司会の合図で点灯。点灯式を見に来た人からは「毎年来ている。今年はコロナで人と関わることが少なかったので、こうしたイベントはうれしい」などの声が聞かれた。
同イベントではメッセージキャンドルも行い、約500個のキャンドルで「ふくしまからYELL エール」の文字とハートマークを表現。キャンドルには「ファイト!」「みんな幸せ」などのメッセージが書かれた。メッセージを書いた女性は「早くコロナが治まるように、と思いを込めた」と話す。
点灯時間は17時~23時。1月31日まで。