福島市の飲食店などが参加するテークアウトイベント「福島エール村」が2月13日・14日の2日間、「古関裕而記念館」(福島市入江町)の駐車場で行われる。
1月30日・31日にも開催された同イベント。会場内に飲食店などの企業がブースを構え、ドライブスルーで車に乗ったまま商品をテークアウトするもの。開催のきっかけについて、実行委員長の阿部知浩さんは「飲食店に限らず、農家などもコロナウイルスの影響を受けている。消費者は店が時短営業しているため仕事終わりに行けない状況になっているため、市と連携し、おいしいものを家族で食べて市民に元気になってもらえればと思い開催に至った」と振り返る。
同イベントには飲食店、酒屋、ホテル、農家、スイーツ店など約20社が出店。車から降りず、接触を最小限にすることで感染対策を取る。来場者にはマスクの着用を促し、感染防止のため徒歩や自転車での来場は禁止する。
阿部さんは「飲食業界や農家の救済ができれば」と話す。「これをきっかけに、店や販売店に直接足を運んでもらえれば」とも。
開催時間は10時~14時。