「福島から緊急提言!まちづくりのための『コミュニティー施設経営』」と題したフォーラムが2月20日、Zoomを利用してオンラインで開催される。
公・民・学の各分野からコミュニティースペース運営に携わるゲストを招いて行う同フォーラム。主催する松下政経塾の馬場雄基さんの講演のほか、ゲストパネリストを招き「経営者側と利用者側の課題とは何か?」「私たちが目指すコミュニティー像とは?」などの話題でパネルディスカッションを行う。参加者(Zoom視聴者)が投票を行うコーナーもある参加型フォーラムとなる。
パネルディスカッションでは馬場さんがコーディネーターを担当し、ゲストパネリストとして、福島市吉井田学習センター元館長の矢吹稔さん、コワーキングスペース「co-ba koriyama」代表の三部香奈さん、コミュニティーカフェ「EMANON」室長の青砥和希さん、福島市高校生フェスティバル実行委員会の学生らが登壇する。
馬場さんは「もうすぐ東日本大震災から10年がたつ。地域の自立が問われる今だからこそ、福島から提言したい。県内のコミュニティー施設運営を担う経営者たちと一緒にまちづくりの本質を考えたい」と意気込みを見せる。「本来は直接思いを届けたかったが、新型コロナウイルスの影響によりオンライン開催となった。だからこそできることもあるとプラスに捉え、準備に邁進している。皆さんと一緒に参加型フォーラムを実現したい」とも。
開催時間は14時~16時。参加無料。初めてZoomを使う人向けに事前に接続確認も行う。13日に発生した地震の影響により内容の一部を変更する場合あり。