食べる 学ぶ・知る

中高一貫校の校内にセブン-イレブン自販機 福島県内初

校内に登場したセブン-イレブンの自販機に群がる生徒たち

校内に登場したセブン-イレブンの自販機に群がる生徒たち

  • 4

  •  

 福島市唯一の中高一貫校の福島成蹊学園上浜キャンパス(福島市上浜町)生徒ホールに1月17日、セブン-イレブンの自動販売機(以下、自販機)が導入された。導入は福島県初、東北で2番目。

[広告]

 自販機は冷蔵と常温に分かれており、冷蔵部にはおにぎり、サンドイッチ、サイドメニュー、デザート、飲み物などの食品が中心に収められ、常温部には文房具、ヘルスケアなどの日用品を中心に陳列。電子マネーも使える。毎日数回、近所のセブン-イレブンのスタッフが商品を補充するほか、購入期限(消費期限)が過ぎた商品は自動的に購入ができなくなる。陳列商品については養護教諭に相談しながら、中高生にとっての健康・栄養面に配慮しつつ選定していくという。

 稼働開始初日の昼休みには多くの生徒で行列ができた。生徒は、これまで学内で買うことができなかった商品を見て声を上げていた。最初に完売したのは「サラダチキン」だった。

 「現在、コンビニエンスストアは私たちの生活からは切り離せないものとなり、商品にも健康面に配慮されたものが多いと感じる。デメリットに配慮しつつ、メリットを生かすことで、学校生活をより豊かで充実したものにしていくことができると考えている」と教師の一人は話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース